こころのあしあと

ストレス社会に生きていれば、いろいろな困難に遭遇します。それは大人だけに限らず、子供にとっても大人社会の影響をもろに受けながら成長しなければならない宿命を背負って生まれて来るのです。そんな歪んだ社会に生きながらも果敢に立ち向かい自己実現欲求を糧に、生き抜いていく主人公の生活リアリティを表現します。

回避

適応しようとして上手くいかない人は多い。染まっているうちに何とかなってくるものなんです。

 
              適応障害と言われる人が増えているのは 社会の欲求

                の高さよりも 本人の自分に対する欲求の高さが影響して

              いることに意外に気づかないひとが多いのです。

                当然ですが 社会や企業がより高度なものを求めたと

              しても 自己決定は自分でやることが必要です。

               あまりに 他人の評価を気にしすぎたり 自己評価が

             低すぎたりすれば 自分自身がマイナス感情の生産工場

               のようになってしまいます。

             他人は他人の理屈があってものごとをいうのですが

               自分は自分の理屈で 自分をコントロールしていかな

             ければならないのです。

               これは決して忘れてはいけないルールなのです。

             経験が少ないことは学習していないことの意味で,

               できないのは当たり前なのですから 過度の要求は

             他人がしても自分がしても 自分自身に対する

      いじめにしかならないことを覚えておきましょう。

欲望に支配されての事件はたくさんありますが 最近のように単純すぎるものには回避性人格障害を疑うものが多いのです。

 
 人の欲望には果てしがないものがあります。

でもすぐに発覚し 問題になってしまうような事件が多い

のは 別の意味合いがあります。

 欲望を達成することは目的であったとしても あまりに

リスクの大きいものについては 別な感情が併存して

いることが多いのです。

 一見 欲望につき進んでいるように見えても 実は

その感情から逃避するために 行動化してしまうタイプ

の人間は 実はかなり増えているのではないかと思わ

れるのです。

 このタイプは日常が精一杯 感情を抑えこんで生活

しているために逆に その記憶とエネルギーが増大し

自分では処理できないところまでに到達しているため

後は なんとかその感情を回避することだけが目的に

遂に行動化してしまうことで 心のストレスを精算しよう

とするものです。

 しかし人は感情から解放されることはなく 今度は

別の感情と戦わなければならない運命にあるのです。

感情とのつきあいかたは現代では最も必要な生活の

知識になりつつありますが 理想やプライドの壁を

越えて前進できないひとも少なくないのです。

依存性に問題意識が少ない人が増えています。


 自分の都合によってとりあえずの処置が依存を高める結果に

繋がることが多い。

 眠れないときは入眠剤、落ち着かないときは安定剤、落ち込む

ときは抗鬱剤などを安易に使用していると、回避性の人格が次第に

 出来上がってくるとともに、薬物依存による依存症の発症が

少なくありません。

 クリニックなどで簡単に処方するのも問題ですが、それを求める

ほうにより大きなテーマとなって苦しむことになるのです。

 回避性の問題は耐性が低下するとともに、より不安感情が

回避のたびに強くなってしまうことにあります。

 依存は薬の効果を体が覚えてしまい、体がほしがるような

状態が生まれ意志のセイブが効きにくくなります。

 このような場合、頭で理解していても離脱には時間とながい

努力が必要になってしまうのです。

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好きなことだけしかやらない人は回避癖の強い人が多い。


 好きなことだけしかやらなくなると、同時に受け入れる強さも

徐々に失われつつあることを自覚すべきです。

 誰しも興味のあるものにエネルギーを費やしがちですがそこ

にも落とし穴があります。

 興味本位の行動ばかりとっていると、それ以外にはまったく

意欲がわかず、生活上に柔軟性や円滑さを欠くようになって

きてそれ自体が問題となってしまいます。

 好きなことも良いのですが、必要なことは積極的に受け入れ

られるたくましさも生きていくには大切です。

 好き嫌いの価値感だけではいずれ上手くいかなくなる時が

くるでしょう。

 その時には、今何が必要なのか是非考えてみてください。

必要は発明の母といいます、きっといい方法が見つかると

思います。

 あきらめずにがんばりましょう。
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