対人恐怖は理想の自分を演じきれない
内面の不安から起こる。
誰しも自分の内面を見透かされたくないし、
見せたくないものです。
そのため相手に対しては理想的な自分を演出し、
好評を得たい欲望が働く、
しかし成り行きや
感性の鋭い人によって
だんだん現実の姿との違いが
あからさまにされてきます。
それは本人にとり恐怖となって
自覚されるのです。
自我の危機と捉え
過剰に反応する人もいるでしょう。
しかし落ち着いて客観的に見れば
たいした問題ではないのです。
元々本当の姿ではない自分を見せていて
それがバレただけのこと
自分になんの変わりもありません。
実質的に被害を受けた人があれば
謝ればよいのです。
大抵 少しよそよそしくなる程度です。
人間関係では少しずうずうしいくらいに
自分を出すのも時には必要です。
それが虚像に写れば状況はまったく
違うものになってしまいます。
良くも悪くも自分を出して
結果を力強く引き受けていく
勇気が必要なのかもしれません。