こころのあしあと

ストレス社会に生きていれば、いろいろな困難に遭遇します。それは大人だけに限らず、子供にとっても大人社会の影響をもろに受けながら成長しなければならない宿命を背負って生まれて来るのです。そんな歪んだ社会に生きながらも果敢に立ち向かい自己実現欲求を糧に、生き抜いていく主人公の生活リアリティを表現します。

2015年11月

人間関係のポイントは対立関係を作らないことにあります。


  人間関係で悩んでいる人の殆どは、その対立関係

  が出来上がってしまっていることでの悩みが、一番

  多いのであり、それから逃れられない苦しみを毎日

  感じなければ生活できないことにあります。

  これをよく見ると、実際の対立関係の部分と、後の

  苦しみの部分と分けて考える必要があります。

  対立関係は最初からできていることはまれです。

  通常、自分と相手との間に 思惑の違いが出てくる

  ことが始まりで、その時の一歩が後々まで続くので

  注意しなければならないのです。

  どういう立場でその人と、会っているのかを忘れては

  いけないのです。

  次に自分の表現次第で、対立、協調、迎合、未分化

  などに進み、それからの関係がほぼ決まってくる

  のです。

  あなたがどの関係性を選択したのか、自覚して

  いなければなりません。

  これは、結果に関わらず自己決定の部分ですので

  悔いが残ることがないようにしなければなりません。

  悩んでいる人は、この部分でうまく行かなかった人が

  多いのですが、いずれにしても自分の考えとは相違

  が出てきてしまったということです。

  一度出来た関係を修復するのは、新しい関係を

  作るよりも大変な作業になります。

  何故ならば、相手はすべてを記憶しているからです。

  相手の記憶を消すことはできないので、どうしても

  そこに残りたいのならば、自分の記憶を消す以外に

  方法はありません。

  すべてをリセットして、ゼロからやり直すのです、もし

  その環境に優しさがあれば、しばらく頑張っていれば

  受け入れてもらえるでしょう。

   

今苦しんでいるのなら、まず捨てられるものを考えてみよう。


  苦しいときは、だれしも余裕が無い時であり、荷物は

  出来るだけ少なくした方がいいのです。

  現代人はあまりにも多くのものを、持ちすぎています、

  当然余裕もなくなってくるのです。

  余裕のなさを、何かに依存することで回避すれば、

  常に回避が必要になり、回避性人格が作られて

  しまったり、依存が固定化すれば、依存症が作られ

  てしまうことも少なくありません。

  捨てられない理由としては、他人との比較があり、

  現代人の弱い部分なのです。

  基準がすべてにおいて、他人にある人は、以外にも

  少なくないのです。

  若い人たちに特に目立つ傾向があり、憂慮される

  ところなのです。

  自分を生きるには覚悟が必要です。

  出来るだけ早く、その機会が得られるようにして

  あげなければなりません。
 
記事検索
タグクラウド
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

プロフィール

ゆうあいカウンセラ...

最新コメント
  • ライブドアブログ