人間関係で悩んでいる人の殆どは、その対立関係
が出来上がってしまっていることでの悩みが、一番
多いのであり、それから逃れられない苦しみを毎日
感じなければ生活できないことにあります。
これをよく見ると、実際の対立関係の部分と、後の
苦しみの部分と分けて考える必要があります。
対立関係は最初からできていることはまれです。
通常、自分と相手との間に 思惑の違いが出てくる
ことが始まりで、その時の一歩が後々まで続くので
注意しなければならないのです。
どういう立場でその人と、会っているのかを忘れては
いけないのです。
次に自分の表現次第で、対立、協調、迎合、未分化
などに進み、それからの関係がほぼ決まってくる
のです。
あなたがどの関係性を選択したのか、自覚して
いなければなりません。
これは、結果に関わらず自己決定の部分ですので
悔いが残ることがないようにしなければなりません。
悩んでいる人は、この部分でうまく行かなかった人が
多いのですが、いずれにしても自分の考えとは相違
が出てきてしまったということです。
一度出来た関係を修復するのは、新しい関係を
作るよりも大変な作業になります。
何故ならば、相手はすべてを記憶しているからです。
相手の記憶を消すことはできないので、どうしても
そこに残りたいのならば、自分の記憶を消す以外に
方法はありません。
すべてをリセットして、ゼロからやり直すのです、もし
その環境に優しさがあれば、しばらく頑張っていれば
受け入れてもらえるでしょう。