こころのあしあと

ストレス社会に生きていれば、いろいろな困難に遭遇します。それは大人だけに限らず、子供にとっても大人社会の影響をもろに受けながら成長しなければならない宿命を背負って生まれて来るのです。そんな歪んだ社会に生きながらも果敢に立ち向かい自己実現欲求を糧に、生き抜いていく主人公の生活リアリティを表現します。

2015年03月

自分の感情が強すぎて 自己嫌悪に陥ってしまうあなたは。


     現代の人はどうしても感情を抑えるのが苦手な人が

     増えています。

     感情は生まれながらに備わっているのですが その

     コントロールには 本人の考え方や意識の在り方が

     深く関係しているのです。

     外界の出来事が刺激となっているのですが 感情は

     自分の内面での問題であることを理解しておく必要が

     あります。

     いくら感情的になりやすい人でも 外界の刺激と感情

     主導に陥るまでには間隔があります。

     その間に 刺激をどう捉えるかの意識や考えが働いて

     いるのであって いつもネガティブな考えをしていれば

     刺激をネガティブにとらえ マイナス感情へとつながって

     しまうのです。

     刺激を不本意だと捉えるプライドが高いひとは

     怒りの感情へと直結してしまうのです。

     つまり刺激の捉え方で 感情は変ってくる ことを覚えて

     おき捉え方のシミュレーションしておけば 嫌な思いを

     しなくても済むのです。

空想癖や関係妄想は大人になれば現実吟味力に変わって行かなければならないのです。


     子供の時は空想と現実の区別がつかないことは

     珍しいことではありません。

     しかし大人になってもそれが残ってしまうのは

     スムーズにこころの成長が出来なかった恐れが

     あるのです。

     自分の思いが強くて現実を受け入れられない

     人はどうしても社会性が欠けるために生活の

     質を向上させることは難しいのです。

     ではどうすればよいかというと現実感覚を磨く

     ために まず感情を入れずにありのままを

     正確に見ることからはじめなければなりません。

     先入観なく見れなければ本質は歪んでしまい

     正しい判断もできなくなってしまうのです。

     まずこれを目標にスタートラインに着くことを

     おすすめします。

人に合わせることが上手なひとは どこかで自分を殺しています。


     目的にかかわらず 会社や学校などでも人に合わせる

     ことを一番の命題のように思っている人が時々見受け

     られます。

     当然、周囲の評価も高くいつも話題の中心になっていく

     ので満足感も高く一見いきいきして見えるので あまり

     心配はされることはありません。

     外見上 全く問題はありませんが 突然ブレーキを

     起こすことがあります。

     この状態を 過剰適応といいます。

     こういう優秀なひとは周囲に対する情報をひとの何倍も

     持っていたりします。

     一方 貧弱なのは自分自身についての情報であり

     子供時代のままのようであったりするのです。

     アンバランスな内面のギャップがある程度 広がると

     生理的にストップがかかる仕組みを 防衛本能という

     ものなのです。

     なんらかの症状を出すことによって休養のシグナル

     を発するのです。

     以前のイメージとは反対の 心配される側に回る

     ことができるのです。

     そこで ようやく自分自身と向きあえる時間がもて

     本来の自分を考え始めるのです。

自分を受け入れられる人になることが 生きていくためには必要なのです。


     ストレス社会と言われるように 自分にも他人にも

     求められる 要求水準はかってないほどに高く

     なっています。

     しかし会社などは利益を上げるのが目的で それに

     あった従業員を求めているのであって 個人が

     自分に対してそれを求めるのは すこし意味が

     違ってきます。

     自分に求めるのは 何のためでしょうか。

     本来は 個人としてより良く生きるために自分に

     求めるものが生まれてくるのであり 社会が

     求めるものに答えたとしても 本当に幸せに

     なれるのかは 保証されていないのです。

     自分のことをほんとうに考えてくれるのは

     自分しかいないのであり 大切にしなければ

     ならない理由もそこにあります。

     率先して たいせつな命を生きることが

     社会が少しでも 優しく変わっていくための

     原動力になっていくのです。

いじめられた人が 人をいじめるともっとひどいいじめになってしまうのです。



     いじめられていた人は 通常ほかの人をいじめない

     ものですが 恨みやマイナス感情の処理がうまくできない

     場合には 自分の場合よりもっとひどいいじめをやって

     しまう場合があります。

     それは一般的なよくある感情発散的いじめに加えて

     自分のマイナス感情のエネルギーが加わってしまう

     ために行動が倍加してしまうことによるのです。

     誰しもが 日常に色々なことがありますが 感情の

     処理をその日のうちに済ましておくことは大切なのです。

     積み残しは意外なところで顔を出してしまうことが

     あり とんでもなく大きな代償を払わなければならない

     体験につながってしまう危険性があることを

     覚えておきましょう。
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