理想化するように教育されている現代人にとっては
自己否定に陥るのは ある意味で必然性があります。
然しながら それだけではますますこころのバランスを
崩しかねない危険が無いとは言えません。
ポイントは 現実にたいする判断力によるところが大きく
そのためのトレーニングは幼少期からおこなわれるべき
でありますが まれなケースと言えるでしょう。
実際には 現実対処能力を向上させることで 大部分は
解決されるのですが 自己肯定感や自己満足はいまや
かなり重要度が上がっており 反面 他人の評価の地位は
下がりつつあるのは これからも変わらないでしょう。
個人主義社会では 自分で物事を解決していくしか前進
していく方法はありません。
つまり 自分のことは自己責任で自分でやる文化に
変わりつつあるのです。
これはつまり ストレス社会といわれる一因にもなっており
他人の評価では 身が持たなくなってしまうために
生活の中に 自己肯定は必要なアイテムなのです。