こころのあしあと

ストレス社会に生きていれば、いろいろな困難に遭遇します。それは大人だけに限らず、子供にとっても大人社会の影響をもろに受けながら成長しなければならない宿命を背負って生まれて来るのです。そんな歪んだ社会に生きながらも果敢に立ち向かい自己実現欲求を糧に、生き抜いていく主人公の生活リアリティを表現します。

2011年12月

あるがままを貫くには気分の高揚を抑え冷静で自由な境地を維持しなければならない。


 あるがままの境地を維持するのはかなり難しい環境になって

いるのはまちがいないが、自分が存在できる場所さえあれば

出来ないことはないはず。まず高望みや理想主義を捨てること

から始めなければならない。

 なぜならそれは現実を否定することであり、現実なくして次の

ステップなどありえないからである。

 現実に対する無意識で感情を入れない眼差しが必要であり

すぐに価値感や分別をつけたがるのは現代人の特徴である。

 チャンスを逃したくないと思うのも欲望の強さゆえであり、

現実が見えていれば動く時期は自然に解るものであり、焦る

必要はないしそれが解らないのなら動いても上手くいきません。

 こんな世の中だからこそ冷静さが必要なのです。

まず他人との比較ぐせを改めましょう、他人は全て貴方以外の

ひとであり基本的に関係ありません。

 自分は生涯自分でありかけがいのないものです。

すべては自分から始まっているのです。

自分の反応によって全てが決まっていくのです。

色々な刺激を受け、どう反応していくかが重要な意味を持って

いるのです。

感情に負けないためには忍耐力と判断力を養うことが必要です。


 感情に負けないためには忍耐力と判断力を養うことが必要です。

感情にはつらさを伴うものが多いためか回避しようとする人が

少なくありません。しかし回避によってますます感情が強まって

しまうために身動きが出来なくなってしまうのです。人から感情が

消えて無くなることはありません。生きてる限り付き合っていかな

ければならないのです。まずその感情にじっくり付き合ってみる

ことです。逃げなければ自然と収まってくるものです。強い感情

のまま回避するため記憶にも強く残ってしまいそれが2次的

感情(不安など)を呼び込んでしまう原因となるのです。

 感情は体の一部です回避できるものではありません。

好き嫌いでは選べないのです。しかし環境を整えることで

ある程度の調整はできますが、基本は変えられないといえるで

しょう。上手に付き合うのが一番賢いやり方ですがコミュニケーション

能力の低下が言われる今日、自分とのコミュニケーションも

見直す機会が必要なのではないのでしょうか?

感情に勝つには努力、つまり意志の強さしかない。


 感情に勝つには努力、つまり意志の強さとのどちらのエネルギーが

勝るのかによる。そのためには意志を固めるだけの動機づけや知識

が必要ではあるが目標が定まれば意外に頑張りが効くし、エネルギー

も出てくるのです。あとは一生懸命進んでゆけば目標の達成と、心の

成長と二つが手に入るのです。しかしその間も色々な感情が貴方を

惑わすでしょうが自分を信じるか感情の方に取り込まれてしまうのか

それは貴方の思いの強さ次第なのです。感情的思考の持ち主で

あればその感情エネルギーで進もうとしますが、感情と感情では

混乱してしまいます。あらかじめ意思決定をしっかりしておく必要が

あると思われます。

自分の感情との戦いは生きてる限り続く、ポイントは他の感情に連鎖させないことだ。


 自分の感情との戦いは一生続く、どんなに金メダルをとっても他の

感情には簡単に負けてしまう。それが人間なのです。一度克服した

つもりがあると有頂天ならづもおごりが出るのが人の弱さです。

 おごりが感情にブレーキをかける役目の自己注視を甘くさせて

しまう。酒のせいではありません。劣等感の裏返しなのでしょうが

ここにも感情の連鎖が見られます。連鎖がある場合かならず2次的

な感情のほうが強くなり自分への影響力も大きくなります。したがって

マイナス感情を受けた時の処理の仕方は大きな意味を持っている

のでしっかり処理しておくことが必要であり2次的連鎖を生じないように

完結しておくのが理想です。不安感情は紛れもなく2次的感情であり

その前には原因となる恐怖体験の記憶が心の奥にかならずある

はずで、その恐怖に対応しなければ不安感情の猛威は続いて

いくことになります。逆をいうと今起きている不安感情自体には

さほどの意味はないということですが強い感情なので穏やかで

いるには努力を要してしまいます。
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予期不安は原因が恐怖感であることが多いので恐怖に対応しなければ不安はなくならない。


 予期不安はかなりやっかいな感情であり回避すればするほど

逆に強くなってしまうという傾向を持っています。

 予期不安に対処するためには元の恐怖感に向き合いその苦痛

に慣れていくことが不安を軽減する方法です。

 回避せずに恐怖にとどまりなれていくことがつらくとも最善の

方法であることを信じ焦らずに向き合っていく努力が実をむ結ぶ

まで続ければ必ず不安から解放される日がやってきます。

 それまで放り出さずに根気強く自分のライフワークとして

恐怖を見つめることです。出来事は終わったことなのに恐怖

だけが続いて不安に陥れることはめずらしことではありません。

 それは恐怖の記憶が残っているからです。それが二次的に

不安を呼び生活に影響を与えるのです。
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